個人的Emacsパッケージまとめ
僕が個人的にEmacsに導入したパッケージをまとめました。
今日はinit.elのリファクタリングで1日終わりました
— Yosuke Tamura (@YosukeTamura) 2015, 6月 5
はじめに断っておきますが僕はEmacsのプロではありませんので、プロの方は「ザコめ!」という感じで間違いがあれば指摘してください。
現状スクショはこんな感じです。
パッケージ管理にはEl-Getというのを使ってます。
ちょっと前までCaskを使ってたんですがpythonに依存しているとかで、パッケージ管理はなんとなくEmacsのみで完結させたいという思いから移行しました。
El-Getではパッケージのインストールはこんな感じで記述します。
Caskからだと何ヵ所か置換してやれば機械的に変換出来そうですね。
入れているだけでちゃんと設定していないものもありますが、この中から普段使いのものをいくつか紹介します。
hc-zenburn-theme
ダーク系のテーマです。Emacs 23まではテーマの導入はcolor-themeというパッケージを使ってごにょごにょやってた気がしますが、24からはテーマ機能が標準化したのでEl-Getでインストールしたらrequireするだけで適応されます。github.comhlinum
行番号を表示するパッケージです。標準でも入っているlinum-modeに現在行の強調機能を追加したものです。d.hatena.ne.jpauto-complete
コード補完機能パッケージです。同バッファ内だけでなくさまざまな言語の文法に対応しています。後述のyasnippetとも連携可能です。popup
カーソル下にポップアップを表示するパッケージです。auto-completeで補完候補を表示するときに使用します。github.comelscreen
SublimeTextとかAtomみたいにタブ機能をつけるパッケージです。フレームをタブにするのではなく現在のウィンドウ状態そのものを一つのタブとして管理します。メーラーを起動すると勝手にフレームの分割サイズが変更されたりするので、そういうときは新しいタブを開いてからメーラーを起動するとよいと思います。
sequential-command
同じコマンドで実行回数に応じて処理を変える。るびきち氏の記事ではC-aを行頭、バッファの先頭、もとの位置、の順に移動するように変更する方法が紹介されている。d.hatena.ne.jp
win-switch
ウィンドウを複数のフレームに分割した際に、デフォルトではC-x o C-x o C-x oといった感じでフレーム間の移動が物凄く煩わしく感じる。そんなときはこれ。C-x o o oというように毎回プレフィックスキーをタイプしなくてよくなる。
smartparens
対応する括弧を自動補完してくれるパッケージ。helm
検索の絞り込みインタフェースです。部分的にしか覚えていないコマンドを検索するときとかに力を発揮します。ファイル検索やバッファ検索で最近の履歴なんかを表示してくれたりする。anythingというパッケージの派生版らしいですが、そっちは使ったことないのでわかりません。d.hatena.ne.jpflycheck
自動で構文チェックを行ってくれるパッケージ。エラーや警告があると該当部分に下線を引いて教えてくれます。qiita.comyasnippet
スニペット機能。最初からメジャーなモード用にスニペットが用意されているのでとても便利。もちろん自分で追加することもできます。auto-completeのソースに追加することで候補をポップアップに表示させることができます。
この記事がわかりやすいです。konbu13.hatenablog.com
gist
GitHubのコードスニペット共有サービスであるGistをEmacsから利用するためのパッケージです。依存で次のパッケージもインストールする必要があります。
twittering-mode
Emacs用のツイッタークライアントです。ほとんどの操作が可能です(最近の公式引用リツイートはたぶん未対応)。参考
qiita.com調べていて思いましたが圧倒的るびきちさん率ですね。ものすごく勉強になりました。